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Robbie Nevil

ロビー・ネヴィルほど魅力的な容姿と歌声とソングライティングのセンスを持った人は、他にいないでしょう。
いつもフェイヴァリット・アーティストの一人として名前を挙げています。

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2月16日に、Vanity (Denise Matthews) が亡くなったというニュースが流れ(亡くなったのは現地2月15日)、思い浮かべたのは Prince / Nikki Sixx / Apollonia / Jimmy Jam & Terry Lewis / Jesse Johnson / Morris Day / Jill Jones / Sheila E / Bill Wolfer / Smokey Robinson、そしてRobbie Nevil のことでした。

Vanity はご存知の通り Vanity 6 というグループで活動した後、セカンドアルバムのレコーディングをキャンセルしソロとしてMOTOWNと契約しました。

ファースト・アルバム Wild Animal ('84) は Bill Wolfer がプロデュース。
正直、全然面白くないアルバムでした。

セカンド・アルバム Skin On Skin ('86) はSkip Drinkwater、Tommy Faragher、Gardner Cole、そしてRobbie Nevilが制作。
シングル Under The Influence はRobbie Nevilが楽曲提供しています。




12インチのリミックスはM+Mが担当。
俺も、当時ディスコでよくかけました、これ。

このヴァージョン、2014年リリースのこれに収録されました。





早くVanity のソロ2作がCD化 (ファーストは極端に短いので、この際2in1でもいいと思います)されますように。




さて、Robbieに興味を持ったのは、1986年のデビュー曲 C'est La Vie からなのですが、今ではArthur BakerとLatin Rascalsがやった12インチのリミックスにしか反応しなくなってしまいました。




オリジナルヴァージョンももちろん好きですが、このヴァージョンはクラブで聞くと最高ですよ。






これに12インチのヴァージョンが収録されていますが、現在アマゾンにはないですね。







このおかしな組み合わせのマキシにも12インチヴァージョンが収録されています。




実はこの曲、セルフカヴァーなのです。



最初に歌ったのはBeau Williams。




1984年のアルバムに収録されています。これがオリジナル。










C'est La Vie でファンになり、その後購入したデビュー・アルバム Robbie Nevil には、聞き覚えがある曲も入っていました。







Just A Little Closer

そう、We Are The World のアルバムで、Pointer Sisters が歌っていた曲。この曲もセルフカヴァーです。




Richard Perry丸出しのアレンジですが、シンセがJeff Lorberで Post-Disco感も加味された良い曲です。






あれだけレコードが売れたこのアルバムも、CDは廃盤。





Robbieのファーストからの他のシングルも紹介しておきましょう。






Dominoes (Extended Vocal Remix)

Arthur Baker がリミックス、Junior Vasquez がエディット。

Robbie 自身はこの曲でデビューしたかったという話も。




※Dominoes (邦題:ドミノ) には日本語カヴァーもあります。





Madonna - La Isla Bonita のカヴァーも入ったこのアルバム、iTunesにもありますので、試聴はそちらで。







Wot's It To Ya (Extended To Ya Remix)

Gail "Sky" King がエディットを担当。






Alex SadkinとPhil Thornalleyと一緒にに作り上げたデビュー・アルバムはBlackチャートにも登場、そしてSoul Trainにも出演、プロモーション来日などもあり、多忙な日々だったと思います。





1987年春のプロモーション来日時、朝日放送制作のMTVに出演してセーラ・ロウエルとマイケル富岡のインタビューを受けるロビー・ネヴィル







Alex Sadkin と Phil Thornalleyの話をした後、インタビュアーのコッペ(AJI FM SUPER MIXTUREなどラジオのDJとしても活躍した方です)にBeau Williamsのアルバムを見せられ、それについて少しだけ語るロビー・ネヴィル(これも87年のプロモーション来日時)






そのAlex Sadkinが1987年7月に事故で亡くなるという悲しい出来事を乗り越え、1988年にセカンド・アルバム A Place Like This をリリース。
Nathan East (B) John Robinson (Dr) Paulinho Da Costa (Perc) Cindy Mizelle (Cho) などが参加したこのアルバム、残念ながらセールス面で失敗してしまいました。







このアルバム、リードシングル Back On Holiday には正規12インチの Jellybean のリミックスの他に、プロモ盤のみのC+Cのリミックス(エディットはC+Cお抱えのLuis Rivera) が存在します。正直、そっちの方が良いです。







次のシングルのリミックスもC+CとLuis Riveraが担当。





本人の趣味なのか、レーベルの意向なのか、この人のシングルにはエディットが入っているヴァージョンが必ず作られていました。







サード・アルバム Day 1からのリードシングル Just Like You は Latin Rascals の Albert Cabrera がエディット。
ただしアメリカでは12インチがプロモ止まりでした。








そしてアメリカのEMI での最後のシングルはNew Jack Swing!
Dallas Austin のリミックス (ヴァージョンによってはAlbert Cabreraがエディット) 入りで、これも12インチはプロモ止まり、正規盤はマキシCDのみでした。





このシングル、Extended LP-Club Edit には Albert Cabreraのやる気のないエディットが多めに入っていますので、ぜひマニアはプロモ12インチを。






アルバムもファン向けです。。。。





今や簡単に過去の作品がdiscogsやWikipediaなどで振り返れる時代。
彼がBell & James のアルバムにギタリストとして参加していたことは最近知りました。




マニアにはJeff Porcaro参加作品として有名なアルバム(1981年)ですが、意外なことにCD化されていないんですね。






さて、世間がRobbie Nevilを忘れた頃(1993年)、この曲が大ヒットしました。




Jeremy Jordan - The Right Kind Of Love

ああ、C'est La Vie っぽいなあ とか思っていたら、Robbie が曲提供しプロデュースもしていました。




みんなが好きなHip Hop Jeep Mixが入った日本盤CD、リサイクルショップで100円常連です。





1993年8月3日 Virgin Mega Store でのインストアイベントの模様です。
これぐらい、人気がありました。






さて、時は1996年。
日本でもクラブでR&Bがガンガンかかっていたこの時代、Robbie Nevilは日本の女性をプロデュースします。
Seiko がその人でした。
Seiko の米Columbiaでの90年のアルバムは結果的に失敗し、今回はSonyからMercury (アメリカでは A&Mと契約)に移籍し、Robbieがアルバムを制作。







この12インチ、今でもよく見ますね。
少し跳ねていますが、松田聖子が 日本のR&Bブームより数年前にこれを出していたことに意味がありますし、もちろんアメリカでの手応えも感じたことでしょう。


ほぼ同時期に日本用に出したアルバムにもRobbieプロデュース曲が収録されています。









Robbieは2000年代からはディズニーのThe Cheetah Girls や High School Musical の音楽を制作しています。
そして去年 Freddy's Dilemma という新たなプロジェクトの曲で再び注目されました。





Robbie の集大成となるFreddy's Dilemma のアルバム制作の前に、この曲で世間のご機嫌を伺った形だと思います。
日本では全く話題になりませんでしたが、アルバムがリリースされて日本でもRobbie Nevilの名前が若い人の口から出てくることになれば、おじさんは非常に嬉しいです(笑)


Robbie Nevil 近影


robbien


57歳です。


Robbie Nevil Official HP

CDで手に入るラッキーラテンフリースタイル その3

CDで手に入るラッキーラテンフリースタイル その1

CDで手に入るラッキーラテンフリースタイル その2


今回もツイートした曲が収録されているCDの紹介です。






残念ながら長いヴァージョンはCDでは手に入らなさそうです。
こちらに入ってるのは、12インチ収録の短い方のヴァージョンだと思われます。





他にもさらに短い「オリジナル」ヴァージョンが入っているCDがありますが、そちらはLatin Rascalsは絡んでいません。








これはこれでサウンドクラウドで聞くしかありませんので、今回はあえてオリジナルヴァージョンが入ったCDを。





Angel / Into The Groove のUS盤12インチに、Material Girl をプラスした日本盤ミニアルバム(発売当時はアナログ)を後年にCD化したもので、92年と97年に出ていますが、現在廃盤。
Into The Grooveは一時期 Like A Virgin のボーナストラックとしてレイターイシューで追加されていた時期もありましたが、現在は別の曲に置き換えられています。
そして、You Can Dance は Shep Pettiboneのリミックスでしかもノンストップ仕様、Immaculate Collectionもそのヴァージョンを元にしたもので、オリジナルを聞けるCDは2009年の2枚組ベスト盤 Celebration ぐらいじゃないでしょうか?






こちらは2枚組。






こちらはStandard Editionの1枚物。
2015年に1200円シリーズで再発されています。



Latin Freestyle (当時はLatin Hip-Hop) にインスパイアされて出来上がったこの曲から、さらに影響を受けて作られたフリースタイルの曲もあります。
それほどこの曲の登場は衝撃的でした。
アメリカではB面扱いのため、シングル曲ではありません(映画挿入歌)。









Arthur Baker と結婚したことにより Tina Baker そして Tina B. を名乗った女性。
この曲は彼女の代表曲です。





ベスト盤にしかLatin Rascalsのオリジナル12インチヴァージョンが入っておらず、しかも廃盤。
このベスト盤はHot Productionsからのリリースですので、後年はCDRです。








で、ちょっと前後しましたが、Into The Grooveのパクリ。
ただし、ツイートした通り、この曲自体はカヴァーです。




Gregg Brown - Baby Talk (1984)

高いんですよね、この12インチ(笑)
この曲をカヴァーした経緯は分かりません。


アリーシャのアルバムヴァージョンは、Greggのブギー成分が少し残っています。





PVは、12インチのShep Pettiboneのリミックスを短くしたシングルヴァージョンでした。
日本でも7インチ(B面はAll Night Passion)、12インチ(シングルヴァージョン入り)、アルバムが出ています。





ややこしいことに、CD化の際に Baby Talk は12インチヴァージョンに差し替えられました。
この曲に関しては、どちらのヴァージョンが良いか 人によって違うと思いますので、今回はこのCDで。

ちなみにこういうカヴァーもあります。





森川由加里のデビューアルバムに、しれーっと入っています。
元になったのはShepがリミックスしたシングルヴァージョン。








日本ではアルバムもシングルも出なかったCoro。





Thumpレーベルの Bass Bomb というフリースタイルのコンピに、12インチのヴァージョンが収録されています。
ThumpはFunkだけでなくFreestyleにも理解があり、ExposeやCynthiaなどのベスト盤を出しています。








Latin Freestyle = Latin Hip Hop の祖と書きましたが、この曲とPlanet Rockはほぼ同じとみなしています。
そのリズムパターンは、現在のフリースタイルの大半で使われています。






アルバムを買うのが一番良いと思います。
このアルバム、日本でも当時ポリドールからレコードで発売されていました。









ツイート、タイポしてますね。
Exposed To Love です。

エクスポゼのデビューアルバム、Exposure の2015年Deluxe盤には、X-Posed〜初代Exposeのレコーディングテイクも収録されました。






85年録音とされているものは初代エクスポゼ(X-Posed)。
そして Exposed To Love のシングルも初代のテイク。

実はこのアルバムはヴァージョン違いもあるのですが中を見ないと分かりませんし、CDだとバックインレイと中のディスクの表示が違う というものまで存在します。
おとなしく2015年盤を買うのがベターでしょう。









84年オリジナル盤は容易に買えませんし、CD化されていませんので、後の86年Tommy Boy盤を元に探していけばよいと思います。
手っ取り早いのは、Information Society の Tommy Boyからの1枚目のアルバムですが、これは前回も紹介済。





日本でも出ましたし、レア盤ではありません。


そこで登場するのが、これ。





このRhino盤、Planet Rock も Play At Your Own Risk も、Information Society の What's On Your Mindも入っています(笑)
これだけで、ある程度まかなえます。








このヴァージョン、当時ポニーキャニオンが日本編集盤のリミックス集に入っていましたが、それ以降CDでは入手困難かも。
MURA-T IS DEAD の1曲目がこれでした。






探せば中古で買えます。アマゾンにあるぐらいですので。

この曲、シングルとアルバムでテイクが違いますので、もうこの曲が聴ければなんでもいいや っていう方はアルバムをどうぞ。








アマゾン中古1円。
良いアルバムだと思います。







この曲は、映画 Breakin' (邦題:ブレイクダンス) の挿入歌です。





2011年に再発されていますので、当時の雰囲気を味わうなら是非サントラ盤を。








(森川由加里のカバーで有名な) Show Me でお馴染みのカヴァー・ガールズ、これは2枚目のシングル。






アマゾンで中古1円。
もう、アルバムで充分です。






Omar SantanaのDubはCDで聞けそうもないので、オリジナルヴァージョンが入ったコンピを。





Tony Garcia のレーベルのコンピレーションです。
Dr. Edit とは Tony Garcia のこと。








New School Freestyle はこの曲で完成したと言えます。
Lisette Melendez と Corina、そしてCarlos Berrios はまさに90年代初頭のFreestyle界で重要な働きをした人物と言えるでしょう。





ヴァージョンにこだわらないなら、アルバムを。日本盤はボートラが入っていました。

そして、ヴァージョンにこだわるなら、ビクターから出たコンピを。






こちらに12インチのヴァージョンが収録されています。
どちらにしろ、この曲は良い曲ですね。
ブレイクビーツ使用で哀愁メロディ。
これぞフリースタイル!って思います。


コリーナはアルバムのプロモーションで来日しました。
思えば、フリースタイルのアーティストでプロモーション来日した人は、コリーナが最後かもしれません。




というわけで、今回はここまで。

続きはまた。

CDで手に入るラッキーラテンフリースタイル その2

前回に続いて、今回もCDの紹介。

前回はこちら
CDで手に入るラッキーラテンフリースタイル



さて、最初はこちらから。





この12インチヴァージョンは未CD化。
短いヴァージョンがコンピに収録されています。





MicMacが出したものなので信頼できる内容です。







これに関しては、Rhino の名コンピシリーズに入っています。





やたら高くなってきていますね。。。

安価で買いたい場合は、前回紹介したこれで充分です。












当時ポリドールから日本盤7インチが出たこの曲、Atlantic盤のアルバムがカナダから再発されています。












Joyce Sims は、基本的にデビューアルバムの再発と、デビューアルバムを元にしたベスト盤が出ていて、それなら曲が多い方がいいかなと思いましたので、こちらを。










前回も紹介したJellybean Benitez。
これが入ったWotupski!?! の再発は、 Sidewalk Talkのヴァージョンがダブったり間違えていたりと散々な内容でした。




The Mexicanはこのジャケがあってこそだと思います (もしくは12インチ)。







INSOC は TKAと来日しています。最初にSonyが絡んだTommy Boyのイベントでしたが、お客さんはほぼおらず。。。





アルバムはまだ商品が生きていますね。ボートラなどは収録されていない、オリジナルのままです。








なんと、Cutting Records の12インチ集、商品が生きていました!
これは買いです!!











これもフリースタイル。気付くまでに10年かかりました笑





デビューアルバムはボートラ入りで再発されています。








シニータのこれも、フリースタイルと気付くのに時間がかかりました。
日本でもデビュー盤に入っていましたが、今はUK盤のリイシューが2枚組でお得です。













Sa-Fire のこの曲、デビューアルバムのUS盤CDのボーナストラックでしたが、なぜか日本ではBoy I've Been Told の12インチヴァージョンに差し替えられましたので、先ほどのCutting Recordsのコンピで。











E.G. Daily のこの曲が収録されたデビューアルバムは、ポニーキャニオンの86年盤CD以降リイシューはなし。
シングルヴァージョンは入手困難。
12インチのヴァージョンは、ダンスクラシックスのコンピにたまに入っています。





オランダのレーベル Rodeo Media から出されているコンピは内容は良いので安心です。
これは、Dance Classicsシリーズをさらにベスト化した物。








この曲は日本ではビクターからリリースされたこともあり、ビクターのディスココンピにも収録されています。
もちろん廃盤ですが、BOOK OFFなどで安価で見かけます。






現在はMicMacのコンピが比較的入手しやすそうです。







このSandeeという女性は、エクスポゼの初代メンバーであり、後に唯一出たソロアルバムは日本でもリリースされています。
ただ、いくつかの作品が日本でリリースされていても、このNotice Meだけが語られる存在なのは少々かわいそうです。
彼女は故人で、レーベルをまたいでシングルがリリースされたこともあり、ベスト盤が企画されることは期待できません。
関係ありませんが、この曲の12インチのA面をかけるのはディスコの人、B面をかけるのはハウスの人です笑









彼は現役で、今でもフリースタイルのイベントに出演してこの曲を歌っています。






デビューアルバムは再発されていませんが、中古でよく見かけます。





フリースタイルのコンピにもよく入っていますよ。これの収録ヴァージョンは不明。






12インチのヴァージョンがこちらに入っています。









季節物なので、あまり使い道がないですが、欲しい方はこのコンピで。











日本では、曲のイメージに合わないのか、アルバムのジャケットを差し替えられたStevie B.
バラードのイメージで売ろうとする東芝EMIの考えもわかりますが。。。
それがこちら。





本当のジャケットはこっち





全然違うよ!!!








このヴァージョンがCDではなかなか入手できなかった時期が続きましたが、今ではリミックスベストに収録されています!











フリースタイル的にはこのアーティストはこの曲以外にはほぼ用無しですが、アルバムが安く売っていたら買ってください。











動画が削除されていますので、改めてこちらに。




これはもうグーニーズのサントラを買ってください。










というわけで、2015年紹介分はこれで終了。
CD化されていないもの、入手があまりにも困難なものは省いております。

ではまた。

プロフィール

Mura-T a.k.a. Mulatino

Author:Mura-T a.k.a. Mulatino
薄っぺらいおっさんです

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