Nick Martinelli Vol.2

前回のエントリーはこちら


81年のFunk Fusion Bandでのリリースで、70年代初頭からDJとして活動をしていたDavid Toddとのチームでの仕事を開始したNick Martinelli。
二人は、ギャンブル&ハフ以降のフィラデルフィアの音楽シーンにおいて欠かせない存在となりました。






Tavares - Got To Find My Way Back To You (12'' Version) ('82)

RCA所属となったTavaresのシングルのリミックスを二人で担当。
80年代のTavaresの再評価がCapitolでの前作のみで、この曲を収録したアルバムがなかなかリイシューされませんでしたが、2010年に12インチヴァージョンを含む形でリイシューされました。









BT (Brenda Taylor) ‎– You Can't Have Your Cake And Eat It Too ('82)

West End盤はライセンスリリースで、After Hours盤がオリジナル。
この曲も二人でミックスを担当。
タヴァレスと同じく、ベースラインが印象的ですね。










Raw Silk - Do It To The Music ('82)

West Endでは、この曲もNick & David がミックスを手掛けています。
Ron Dean Miller 率いる Raw Silk は 後の Nuance になるグループです。

他にもいくつかのWest End作品を手掛けていますので、コンピなどでクレジットを確認してみてください。








意外なところで、これも。



Bootsy's Rubber Band - Body Slam ('82)

ブーツィーのnot on LPのこれも、クレジットを見なければ素通りしそうですが、二人がミックスを担当。
昔は泥臭いと思っていたこの曲、今聞けば意外とポップなんですよね。
というのも、鍵盤でフィリーの人たち(Bruce Weedenと、元BreakwaterのKae Williams Jr.)が参加しているんですよ。









Yarbrough & Peoples‎– Don't Waste Your Time (Remix) ('83)

RCA傘下だったTotal Experienceレーベル所属のデュオのリミックスも二人で手掛けています。
Don't Stop The Music 路線の曲で、言ってみれば出がらしみたいなものですが、リミックスのおかげで今でも聞ける仕上がりに。






角松のエントリーで紹介したこれも。




Unique - What I Got Is What You Need ('83)









Booker Newbury III - Love Town (12' Mix) ('83)

彼はWMOTからリリースしていた元Sweet Thunderのメンバー。
日本でもレコードが発売されました。








1982年にフィラデルフィアのAlpha International内に設立されたレーベル Philly World の作品も手掛けるようになったNick Martinelli、「ブラコン」と呼ばれたサウンドも今では「ブギー」と呼ばれ、再評価の対象になりました。




Cashmere ‎– Let The Music Turn You On ('83)

シカゴのHeaven And Earthが解散した後、メンバーが結成したグループで、Heaven And Earthの最終作がフィリーのWMOTからリリースされていることもあり、拠点を移したのでしょうか。









Brutus - Excitation ('83)

少々マイナーですが、これもNick & David 作品。
リリースがこれ1曲ですが、変名ユニットだったんでしょうか?

CD化されましたね。すごい!








正直、82年から84年辺りのNick & David作品は数が多すぎて紹介しきれませんので、本日はこの辺で。

次回はTR-808使いのあれとかを。



Nick Martinelli Vol.1

このところ、流行りの なんちゃらwave みたいなものを聞いていると、ネタとして80年代中期のNick Martinelli物も使われていて、下の世代にも訴求するものがあるんだなと思い、いろいろ聞き直しています。

改めて振り返るタイミングは今かなと思い、何回かに分けてNickの仕事をまとめてみます。





若くして小規模ながらレコードのディストリビュートの仕事を始め、20代後半にはフィラデルフィアのWMOTでA&Rに。
そしてDexter Wanselの下でスタジオワークの修行をし、Lady B や Frankie Smith の初期ディスコラップのミックスに関わったNick Martinelli。





Lady B - To The Beat Y'all ('79)




※これ、アナログって書いていますので、確かめてくださいね





Frankie Smith - Double Dutch Bus ('80)






フィラデルフィアのラジオDJでもある Lady B の To The Beat Y'all は、最初期の「レコード化された」女性のラップ、Double Dutch Bus は日本でもシングルがリリースされ そしてマスターミックスの古典 Lesson 2 のネタの一つとしてもよく知られています。





Double Dee & Steinski - Lesson 2 (The James Brown Mix)





※これ、アナログって書いていますので、確かめてくださいね




同じく、マスターミックスで度々使われたこの曲もNickがミックスを担当。




Captain Sky‎ – Station Brake ('81)

この時期のNick関連作品で一番好きですね。
クールながら、ジワジワ攻めてくる感覚。



とうとうソングライティングとプロデュースまでやり出したNick。
最初期のこれは、割と知られていますね。




Brandi Wells - Watch Out ('81)

没後10年、WMOTの権利をUnidiscが持っているので、このアルバムのリマスターでのリイシューは望めないんですかね。







82年には、クラシックのこれが生まれます。




Fat Larry's Band - Act Like You Know ('82)





Whatnautsの曲と酷似していて、どちらが先か なんていうのがよく本に書かれていたりしました。




The Whatnauts - Help Is On The Way ('81)







若干前後しますが、81年には その後一緒にリミックスチームとして活動するDavid Toddと共に、変名でこのシングルをリリースしました。




Funk Fusion Band - Can You Feel It ('81)









とりあえず、みんなが好きな「あの」サウンドは次回以降に。


パクリ歌謡

このブログは2年半放置していまして、先月更新したい欲が出てきて再開しました。

再開してから、パクリ歌謡はいくつか紹介しています。

過去のエントリーを貼っておきます。

出来れば先に目を通して頂きたいなあと。




中山美穂 - 生意気


畠田理恵 - ここだけの話~オフレコ


角松敏生関連作品 ← これが今のところ一番アクセスが多いエントリーです






それでは始めましょう。




河合奈保子--UNバランス 投稿者 jrapaka2

筒美京平の名曲の一つといってもいいですね。




元ネタは




Donna Summer - She Works Hard For The Money









どんどん行きましょう。




少年隊 - ミッドナイト・ロンリー・ビーチサイド・バンド (1:34~)





平山みき - 冗談じゃない朝



これは知らない人はいないと思います。
この2曲も筒美さん。
(同ネタ、もう1曲あります)



元ネタは




The Blow Monkeys - It Doesn't Have To Be This Way




そしてこれもご存知の動画。20年経ったDr. Robertの姿に衝撃を受けた方も多かったと思います。



The Blow Monkeys - It Doesn't Have To Be This Way (2009)











筒美さんの名曲、さらに続きます。




南沙織 - 17才

森高千里のカヴァーでもヒットした、みんなが知っている名曲です。




元ネタは




Lynn Anderson - Rose Garden


この前、電気グルーヴのYouTubeの番組で、Kon Kan の曲を紹介していました。




22:07~

紹介していたのはインストですが、僕は昔この曲をMix CDRに入れていまして しかもタイトルまで拝借したという(笑)




Kon Kan - I Beg Your Pardon

これのサビ(1:45~)の女性ヴォーカルは先のRose Gardenのサンプリングです。













前に 生意気 を紹介した中山美穂 × 筒美京平、他にもいくつかありますが、今日は最も有名なものを。




中山美穂 - WAKU WAKUさせて

筒美さんのユーロビート期で一番有名な曲がこれですかね。




元ネタは




Lana Pellay - Pistol In My Pocket

日本ではアルファレコードから12インチも発売された曲です。
この人はアル・ピレイという俳優で、この曲は彼がドラァグクイーン的Disco Divaとして別名で活動していた時の唯一のヒットです。












YouTubeを貼りすぎて重くなってきましたので、あと2曲だけ。





バブルガム・ブラザーズ - 潮時ポーカーフェイス




元ネタは




Thompson Twins - Lay Your Hands On Me

地味ですが、そのまんまです。












さて、最後。




松本伊代 - 抱きしめたい




元ネタは




Carly Simon - Why

Chic 作品としても有名ですね。
もちろんあのリミックスのネタとしても。




A Tribe Called Quest - Bonita Applebum (12" Why? Edit)










というわけで、またやります。

今回はここまで。





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