トンカカ歌謡 Vol.6

本日は「逆輸入トンカカ歌謡」を紹介します。


日本人が海外で制作し、その国でリリースし それが日本発売されたもの、惜しくも日本発売されなかったもの、そういう曲のことです。






Reimy - Speed Of Light (Club Mix)

88年のリリース。映画のサントラの曲です
Debbie Gibson がソングライトしたことで話題になり、実際Billboardのダンスチャートにもランクインしました。
Freestyleというよりは、Hi-NRGに近いリミックスです。

12インチとしてのリリースはアメリカのみとなりましたが、当時の輸入盤屋ではこれが売られていましたね。
日本でも7インチとCDシングル(12インチのヴァージョンを収録)でリリースされています。





Reimy - Speed Of Light

曲としては、とても良いと思います。



翌89年に、A&Mのダンス系レーベル Vendetta からも12インチがリリースされております。




Reimy - Never Gonna Let You Go (Club Mix)

レーベルのカラーもあり、Latin Freestyleのミックスですね。
途中、Stevie B - Spring Love や Rob Base - It Takes Two のフレーズが出てきたり、It's Just Begunなんかも飛び出してくる、この時代ならではの何でもあり感(Megamix感)!

この曲は、アメリカで12インチが出る前に、日本でのアルバムに収録されているみたいです。










続いて、ブックオフ常連のこの人。




HIROKO - My Love's Waiting

80年代後半に、ステージパパのマネージメントで渡米・レッスン・過剰な売り込みでなんとか「逆輸入」という形でアメリカのEnigma / 日本のVictor (後にバンダイ) からデビュー。
この曲が(89年リリース、12インチは90年?)なんとか代表曲としてかすかに記憶に残る程度ですが、僕自身はかなり好きで、当時のステージも見ているぐらいです(笑)
良く言えば西海岸フリースタイル。




HIROKO - My Love's Waiting (Live)

残念なことに、圧倒的にダンスのクォリティが低いんですよ。





CASIO TV Ad (HIROKO) (1991)

これはひどい!!!!!!!!!!!!!










日本ではリリースどころか話題にもならなかった鈴木杏樹のイギリスでの2曲も、今では有名になりましたね。




Kakko - We Should Be Dancing

90年にPWLのバックアップでデビューしましたが、全然売れなかったせいであまり本人は語らないですね。
同時期のSonia辺りのサウンドで、しかもマリストに通っていただけあって英語は堪能でしたので、当時はイギリスのテレビでプロモーション活動も精力的にこなしていました。





Kakko - We Should Be Dancing (on TV Show)

自身の衣装とダンサーが失敗ですね。
曲は大好きです!!!!





Kakko - What Kind Of Fool

これがセカンドシングル。
たぶん、契約が切られてしまったんじゃないでしょうか?
PWL側の曲のチョイスは完全に失敗していますね。







そしておまけ。


海外のシンガーが日本制作でダンスナンバーを録音したものはいくつかあるんですけど、今日はその中でも特に人気があるこれを。




エリサ - ハイ・ブライトNIGHT

Elisaは元々、Jellybean - Who Found Who でヴォーカルを担当、その後ソロアルバムを出し、何故かこの曲を日本でのみリリース。

あまり知られていませんが、この曲は 中原めいこ 作品なのです。
なんとなく、そう言われたらそんな気がするでしょ?


この曲はこのシングルヴァージョンより、12インチの方がよく知られています。



Elisa Fiorillo - High Bright Night (Dancin' Through The Night Mix)

このミックスはM.I.D.が担当しています。

元の普通のポップソングをよくこんなかっこいいユーロビートにしたなぁと、今でも感心します。



CDはノンストップ仕様のこれぐらいしか容易に入手出来るものがないかも。






今回はここまで。

イタロディスコとイタロ歌謡 Vol.2

Vol.1 「イタロディスコ編」 では、主に日本でリリースされたイタロディスコを紹介しました。

今回は、日本でリリースされたイタロディスコのカヴァー、「イタロ歌謡」を紹介していきます。





前回も書きましたが、日本で一番有名な Italo Disco は ガゼボのこれで間違いないでしょう。




Gazebo - I Like Chopin (12")

日本でも12インチがリリースされました。





ガゼボの原曲は83年から84年にかけてのヒットですが、この曲のカヴァーも日本で一番有名なイタロ歌謡ということになるはずです。




小林麻美 - 雨音はショパンの調べ

84年のヒット曲。日本語詞は松任谷由実。
この後のシングルはずっとユーミンが絡んでいました。



雨音はショパンの調べ - 小林麻美 投稿者 love_sofia

ロングヴァージョンもあります。(12inchはカップリングが違います)





※ベスト盤に、ロングヴァージョン収録





ガゼボのアルバム 幻想のガゼボ から次にシングルカットされたのが




Gazebo - Lunatic








この曲も小林麻美がアルバムの中でカヴァーしています。




小林麻美 - 月影のパラノイア

CRYPTOGRAPH ~愛の暗号~ は現在廃盤ですが、CD選書盤の中古をよく見かけますね。







実はこの Lunatic




北原佐和子 - 予感

なんと元パンジーの北原佐和子が85年にひっそりカヴァーしていました。










さて「イタロディスコ編」 で紹介した My Mine。





My Mine - Cupid Girl

日本では86年、Can Delight の次にシングルカットされましたが、本国では Can Delight の前のシングルにあたります。しかも、日本で Cupid Girl がリリースされた時期には、My Mine の活動は停止状態でした。







以前のエントリーでも少し触れた 元シャワーの矢野有美がミニアルバム "MAKIN' IT" の中でカヴァーしています。



矢野有美 - Cupid Girl

どういう経緯かわかりませんが、日本でマイ・マインのレコードがリリースされる前('85年)にカヴァーしています。
これは評価されるべき!!



当時のアルファレコードは、藤原ヒロシなどを起用してエディット作品を制作していましたが、この曲もプロモ7インチオンリーで、エディット・ヴァージョンが存在します。




Yumi Yano - Cupid Girl (Roller Coaster Version)

エディットは、藤原ヒロシ & 屋敷豪太

当然、未CD化です。







まだまだ続きます。






Europe a.k.a. Invisible - Six Two Eight

Europe というグループ、国によってKarisma や Invisible の名義でリリースされていますが、日本ではInvisible でポニーキャニオンとポリドールから12インチがリリースされました。
このSix Two Eightは、ポリドールからのリリースです。



最初期のAVアイドルである秋元ともみの歌手デビュー曲が、そのカヴァーでした。



秋元ともみ - 少女神話 (6.2.8.)


なんと、コンピレーションに収録されていました。








これはドイツのグループで、サウンド的にもイタロというのは微妙な感じもしますが、かと言ってユーロビートでもないので、今回はここに入れてみました。

↓ ↓




Modern Talking - You're My Heart, You're My Soul




例の、オリジナルアルバム5枚組、激安ですね。


日本ではカヴァーが競作となりました。




麻生真美子&キャプテン - 愛はロマネスク

キャプテンは松本伊代のバックで歌とコーラスを担当していた二人。
この曲は麻生真美子と組んでいた時代のシングル。
その麻生真美子は、2010年の参院選で自民党から比例で出馬するも落選しています。





鮎川麻弥 - 愛はロマネスク

アニメのイメージが強いですが、現在あのJIVEというグループに参加しています!


鮎川麻弥のテイクはCMにも使用されました。




ヘレンカーチス ナチュレーヌ Japanese TV Ad (1985)








キャプテンのベストは、キャプテンがBe-2に改名した後の曲も収録されています。










最後にこれを。




DAIHATSU MIRA Japanese TV Ad 1988


使われている曲は




Desireless - Voyage Voyage

邦題は 夢の旅路。86年のリリース。






88年に、リミックスされて再びヒットしています。




Desireless - Voyage Voyage (Remixed by Pete Hammond)




このリバイバルヒットを受けてカヴァーが制作されました。




WINK - 永遠のレディードール

シングルとしては93年のリリースですが、89年録音のお蔵入り音源。
サウンドプロダクションがユーロビートで、リリースのタイミングも外しまくっていますが、今となってはおいしい1曲ですね。






今回のイタロ歌謡編、いかがでしたでしょうか?

また続編をやるとしたら、3年後ぐらいにでも。。。


イタロディスコとイタロ歌謡 Vol.1

日々、まあまあのアクセスありがとうございます。

本日は「イタロディスコ」編です。






Italo Disco は80年代初頭にイタリア以外の国からその言葉が出てきたとされています。
大々的に売り出したのは かの有名なドイツの ZYX Recordsで、最初にレコードジャケットに Italo Disco の名が見られたのは、このレコードだということです。




Amin-Peck - Girl On Me (Girls On Me)

イタリアのAmin-Peckの1982年のリリースで、クラシック中のクラシックです。



日本で最初にItalo Discoの記述があったレコードの帯やライナーがどれかは全くわからないのですが、
最初期の日本盤のリリースとしてF-R Davidのシングルがありました。




F-R David - Words

これがイタロディスコかどうかの議論もあるとは思います。
Carrereレーベルの販売権がワーナーパイオニアにあった82年(83年?)のリリース。
この人、チュニジア出身なんですね。



このシングル、国によってはレイター・イシューのカップリングが別人の曲に差し替えられています。

それが、イタロ・クラシックのこの曲でした。




Ryan Paris - Dolce Vita

イタリアのRyan Parisの唯一のヒット。
これも日本ではワーナーパイオニアからのリリース(84年1月)です。
みんなが思い浮かべるイタロのイメージって、こんな曲じゃないかな?







あ、F-R David は、日本では別の曲がヒットしているんですよ。





F-R David - Girl

Carrereの配給がKINGに替わってからリリースされました。
たぶん、シングルとしては日本だけです。


CMソングとして記憶に残っている方も多いはず。




YAMAHA mint Japanese TV Ad 1986




少し前後しますが、日本で最も売れたイタロディスコのシングルは間違いなくこれでしょう。




Gazebo - I Like Chopin

83年のビッグヒット。
CBS/Sonyから、7inchと12inchでリリースされています。







この曲は何度かリミックスと再レコーディングされています。





Gazebo - I Like Chopin '98 (Freestyle Mix)

たぶん、ほとんどの人が敬遠するはずの、Latin Freestyle Remixが存在しています。







そういや、Dolce Vita と I Like Chopin は、同じソングライターなんですよね。
Pierluigi Giombiniという人です。

そうしたこともあるからなのか、こういうものもリリースされています



Gazebo - Dolce Vita

1988年にカヴァーしています。






関係ないですがこういうのもあります。



F.R. David - I Like Chopin

99年のアルバムでカヴァーしています。




F.R. David は、このベスト盤がオススメ。I Like Chopinまで収録されたお得盤!







Carrerreのレコードがワーナーパイオニアからリリースされていた時代の重要曲がもう一つあります。




RAF - Self Control

イタリアのラフの84年の小ヒットです。
日本ではシングルとアルバムがリリースされました。
全てはカヴァーのおかげですが。







そのカヴァーがこれ。



Laura Branigan - Self Control

これも84年。日本ではラフと同じワーナーパイオニアからリリースされています。
彼女の代表曲の一つですね。









日本で出たイタロの中で、アイドルポップスとしてヒットした曲があります。




My Mine - Can Delight

86年にポリスターからリリースされています。
日本ではアルバムからの最初のシングルがこれでした。
その日本盤のアルバムのCD、現時点での唯一のMy Mineのアルバム単位でのCDということで、大変貴重なもので、ほぼ市場では見かけません。
このCan Delightが新生My Mineの最初のシングルでしたが、程なく解散しています。




※Can Delight が聞けるCDは、現在これが最も入手しやすいかも





そして、少し色物ですが、こちらも今ではイタロの扱いです。



Baltimora - Tarzan Boy

85年のヒットで、日本では東芝EMIから7inchと12inchでリリースされています。
バルティモラはグループの名前で、ヴォーカルの人は97年に亡くなっています。








日本のディスコでヒットしたイタロ、こんなのもありました。




Ivan - Fotonovela

EPICソニーから'85年に 哀愁のフォトノベラ として7inchがリリースされています。










最後に日本でアルファレコードからユーロビートとして紹介されたイタロ物もまとめて紹介しましょう。


Danish - Laban - Love in Siberia 1986 投稿者 algizdk

デンマークのLaban










Magazine 60 - Don Quichotte

フランスのMagazine 60











Ken Laszlo - Tonight

イタリアのKen Laszlo











Taffy - I Love My Radio

アメリカのTaffy







いかがでしたでしょうか?

次回は、イタロディスコの日本語カヴァーを紹介していく予定です。
お楽しみに。

プロフィール

Mura-T a.k.a. Mulatino

Author:Mura-T a.k.a. Mulatino
薄っぺらいおっさんです

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